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着物でおしごと。

2010年03月19日 01:19

「誰か4時間だけ仕事してくれる日本人探して。」

という友人シェフからの突然の依頼。


「キモノ着てお寿司配る一日だけの仕事だから。」

着物着て仕事してお給料いくらもらえるの?

「それは不明。」


....。




あのねぇ、キモノ着るのって結構大変なのわかってんの?
日本人全員キモノの着付けができるとは限らないんだから。


「え?ただガウンみたいにはおるだけじゃないの?」


....。


面倒なので「急だし誰も見つからなかった。」

と答えると、今度は夫のケイタイに

「月曜日、頼むからdeliziaを説得して出動させてくれ!
 答えは Si (ハイ)しか受け付けないっ!」(超強引)

って電話がかかってきたので、
夫が仕事のシフトを調整して仕方なく行ってきましたよ。







ただ、着付けは家で済ませて行くので
シェフに家まで車で迎えに来させました。(こっちも強引にね)





何故寿司のフェスタをやるのか、詳しい内容はよくわからずに行ったのですが

某企業で日本の大手の企業との提携プロジェクトが始まるので
それを記念して某企業社員レストランで社員に向けて
寿司のプロモーションをするとのこと。


イタリアでは日本食=寿司ですからね。




寿司はローマのケータリング会社から
当日早朝に到着しておりました。




それをシェフ達が盛り付けて
当日のメニューにお試し寿司メニューが加わり

私はトレーを持って並んでくる社員さんに
細巻き寿司を味見していただくのに1人ひとつずつ配る役。





sushi




寿司は放射線状に盛り付けないっ!

細巻きふたつはくっつけて、
握りもふたつ斜めに置こうね。

「オーケー。」




ラディッシュのヒゲ根、切ろうよ。

「摘みやすいからそのまんまでいいじゃん。」



なんでこの緑の仕切り(名称不明)まであるの?

「ケータリング会社が一緒に送ってきたんだよ。
 日本では緑で爽やかさを演出するために使うんだっていうじゃないか?」

あ、そうでしたっけ?....?





と、盛り付けの時点から突っ込みどころ満載。







さて、お昼休みに突入して、社員さんがドドーツと社食に流れ込んできましたよ。




「うわぁ、今日はスシがあるの!これは何なの?」


シェフ 「ホゾマキです!」

ホソマキだって。
私の脇にシェフが立っていて、社員さんに説明しています。




シェフ 「本日のメニューの方にはニジリもありますのでどうぞお試しください!」

ニギリだってば。

恐らく英字表記でNIGIRIって書いてあったのでしょう。
伊語の場合はNIGHIRIとHを入れないとギと読まないんですね...。





大抵の人は喜んでトレーを差し出して、私から細巻きひとつ受け取ってくれます。



イタリアでも相当スシの文化は定着しつつありますからね。



聞いてみれば、従業人は500人にものぼるそう。
全員が食べにくるとは限らなくても、300~400人に配ったでしょうか。




ただ、その中の3%程の人は
トレーを縦に持って、「私は結構です。」と
首を横にブンブン振りながら通り過ぎていきます。



生ものが嫌いな人や
初めて口にした時に、モグモグ...オェ~ッて体験をされた方達でしょう。



それでも、相当の人が喜んでお寿司を食べてくれるなんて嬉しいものです。







私はずっとお寿司の匂いを嗅ぎながら配り続けたので
匂い疲れしてしまい、お寿司は味見もせず
お腹ペコペコだったので、しっかりイタリアンメニューをいただきました。



私の脇でひと仕事終えたシェフは、

余ったお寿司をお皿に放射線状に盛り
塩とオリーブオイルをかけて食べていました!




彼的に、醤油より旨いとのこと。


今度お寿司食べる時は試してみようかな。








キモノを着て、皆さんに目で楽しんでもらえたとは思うけれど
肉体的に相当疲れました。


先日の帰国時に買った激安で可愛い洗える着物を
さっそく着る機会があってよかったかな...。










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